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「何故だ、凛」
「私はまだあなたに命令を下していないわ。だから下がりなさい」
アーチャーは不服そうだったが、下がった。
あとは、ランサーだけ。
二人は…
私がアーチャーから視線を外して衛宮君を見たときだった。
慎二を狙っていた槍の先が、衛宮君めがけて飛ぶ。
ライダーも私も間に合わない。
誰もが心臓に刺さって死に至る未来を見た瞬間。
信じられないそれは起こったのだ。
衛宮君が逃げ込んだのは衛宮君ちの倉庫みたいな建物。
その建物から光る魔方陣。
そして…自分でその可能性を却下した存在がそこに現れているのを私は目撃したのだった。

続く

謝罪…です。
本当に申し訳ないのですが、9話はここで区切ります。
理由は衛宮君の召喚があるからですが、実際には長すぎる文章をきった方がいいのではないかと考えたからです。
なのでこの続きは10話に入ります。
オリジナルならやっとこさ本編への入り口。
家庭の事情編でもやっとこさ本題へと突入ということになります。
さあ、いよいよセイバー召喚の衛宮君ですが、受難の日々が続きます。
そして慎二の処置は?
オリジナルに沿うようで全く沿わないこの事情編、見捨てないでやってくださいね(切実)。

続く